東日本大震災発生から

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本日は東日本大震災発生日から49日になります。

当山でも同時刻に49日忌の読経をいたします。

犠牲にあわれた皆様にご供養させていただき、ご冥福をお祈りし

被災地の一日も早き復興、被災者の皆様が心穏やかに暮らせる日が

訪れるように願っております。

下記は日蓮宗の震災にむけた祈りの言葉です。

◆祈りの言葉◆

合掌

恭しく仏、法、僧の三宝の御前に合掌し、祈りを捧げます。

謹んでお題目の功徳をもって、東日本大震災により尊い 

いのちをなくされた方々のご冥福を、心からお祈りいたします。

南無妙法蓮華経

さらに願わくは、本仏釈尊の慈悲の光があまねく世を照らし、

困難な日々を強いられている被災者の方々には、一日も早く心身ともに

安らかな時を迎え、被災地の復興が速やかに達成されますよう、

お祈りいたします。

南無妙法蓮華経

私たち日蓮宗宗徒はいのちを尊び、立正安国の教えのもと、

異体同心をもって「安穏な社会づくり」に邁進することを

お誓いいたします。

「我、深く汝等を敬う。敢えて軽慢せず。」

南無妙法蓮華経

* 「我、深く汝等を敬う。敢えて軽慢せず。」とは、法華経常不軽菩薩品で、
常に敬いの心をもって人と接すべきことを説いた教えです。
立正安国・お題目結縁運動では、この「但行礼拝」の深敬精神を運動
の基本精神としています。

私にできること・・・・

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大震災からまもなく4週間が経過します。

いろいろと私に何が出来るか?などと考えていますが

当山の住職として日々の勤めにおわれ、何も出来ていないのが現実です。

今の私に出来ることは、被災者の苦しみ悲しみを受け止めながら

日々のお勤めで犠牲者の供養をさせていただくこと、一日も早い復興を願うこと。

その程度のことしか出来ないのが現状です。

本日は、今月1日より 犠牲者の火葬供養を行っている

瑞江火葬場にてご供養させていただきました。

家族とも対面できないまま火葬供養される犠牲者のことを考えると

大変つらい読経でした。

「今を生きていられる 事、家族と共に過ごせる事、やがて家族に見守られ旅立てる事」

そんな普通な事がいかに大切なことか、この事実を法務等で出会う皆様に伝える事も

私の役目だと考えております。  合掌