BLOG - 日蓮宗大孝山 神野寺

日蓮宗大孝山神野寺

みなさまとの出会いを大切に
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神野寺たより

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取材を受ける

正式には、形になった時に報告いたしますが

本日はとある取材を受けました・・・

元々 本山に勤務していた時に知合った熱いカメラマンとの

交流から頂戴したお話です。

彼は「林健次」と言い 詳しくは彼の写真集「生きる為に人は夢を見る」

是非ご覧下さい。

今回は「S40年生まれ」がポイントで 「偶然」にもわたくしが S40年生まれ

である事から・・・我が道を取材してもらいました。

「偶然」と記しましたが 実はすべての物事は

「偶然」ではなく「必然」だと思っています 

私が今の道に進んでいる事も、彼の人生も、彼と出合った事も、

そして、本日私が取材を受けた雑誌の前号を一冊いただき 

パラ~と頁を捲っていると「あれ? うそ!」と声を上げてしまいました

我が同級生にして、同じ山岳部で共に中国まで海外遠征をした

同士の活動する姿が載っていました。

彼と同じ雑誌に載る(予定) これも「必然」なのでしょう。

生まれながらの・・・

我が歩みを少しずつ・・・(順不同に 思い出した事をその都度記します)

まずは、生まれた時のお話です

東京都世田谷区烏山にて 次男として「オギャ~」と産まれました・・・と記したい所ですが

実は産まれて直には産声をあげず、両親をはじめDrにもかなり心配をかけたとの事です。

そう、生まれながら周囲に心配をかける親不孝者か?

それとも、生まれながらの横着者か?

そして、なんとか今生に生を受け 祖父より名前を「孝」(たかし)と名づけていただきました。

祖父は 熊本県人吉市にある 林鹿寺(りんろくじ)の第四世で

荒れ寺を一代で中興した僧侶で、私がお腹にいる時に遷化いたしました。

父は、寺の末っ子で大学入学と同時に東京に居住し

大学卒業後は社会人として仏門に入ることなく過ごしておりましたので、

わたくしも幼少期はまったく仏門とは離れた暮らしをしていました。

しかし、不思議なもので・・・やがて自ら道を求め僧侶となり

しかも、幼名「孝」の文字が ご縁をいただいた 当山の

山号「大孝山」の「孝」なのです

さらに、祖父と同様に荒れた状態での入寺(※)です。

きっと生まれながらの道なのでしょう。

祖父のように、寺院の再興を一代で出来るかは いささか不明ですが・・・

※【入寺】(にゅうじ)僧侶が寺院の住職としてお寺の入る事、晋山とも言います

とりあえず完成・・・いよいよこれからが・・・

4月8日に先代 当山第三世 智妙院日円上人 三回忌法要を 営む為に、急いでいた修繕作業ですが・・・ 少しあちら~こちら~と手を広げすぎ・・・・間に合うか不安になっていましたが ギリギリで完成しました ほぼ妥協せずに 完成です
綺麗になった堂内

綺麗になった堂内

壁も床も綺麗に・・・

壁も床も綺麗に・・・

明るい空間が・・・

明るい空間が・・・

この間、ご協力いただいた 関係各位に心より感謝いたしております。 作業後半は 堂内にて先代の御遺影と向き合いながら 「だいぶ 綺麗になりましたよ~ なんとか間に合います~」などと 語りかけていましたが 先代の御遺影が微笑んでくださり 綺麗になった事を誰よりもよろこんでいると実感いたしました。 さぁ~これからが はじまりです この空間をいかに活用するか? 益々皆様のお知恵~お力をお貸しください。

『秘密基地』つくりは つづく・・・

書院(和室)の床修繕作業を友人と無事に終了し 秘密基地づくりに すっかりはまった 中年男組は、次なる現場(部屋)へ 天井が落ちかけて・・・床も弱ってしまっている庫裏を見て
落ちかけている天井

落ちかけている天井

痛んでいる床

痛んでいる床

さぁ~どうしよう? とりあえず 天井の板を一枚だけ はがしてみる事に いつもながら 止まらぬ二人 簡単な修繕の予定が ホームセンターへ行き天井材を購入し 古い天井材をはがし
はがした天井

はがした天井

新しい天井材を張る事に・・・・
新しい天井完成

新しい天井完成

床も痛んだ箇所を新しい部材張り
複雑な形状の部屋に悪戦中

複雑な形状の部屋に悪戦中

上部も綺麗に仕上げ
新しい床が完成!

新しい床が完成!

連日、深夜までの作業でしたが 久しぶりに親友と楽しい時を過ごし 思い出に残る作業でした。 無謀な挑戦に付き合ってくれた友人に 心より感謝しております。

皆でつくる『秘密基地』

漆喰職人修行を修了し、つぎは・・・・さすがに 畳の張替えは畳屋さんへお願いしなければ そこで、畳屋さんに見積もりをお願いする事に しかし、畳屋さんから 「この部屋は畳張り替えても 床が歪んでいて 直りませんよ」と 寂しいお言葉が 確かに一部が盛り上がり 左右は落ち込み 複雑な床です。 さぁ~如何しよう? と悩む私と 時々手伝ってくれていた 旧友(高校同級生)と顔を見合わせ・・・・ 次ぎの瞬間 ほぼ同時に 「畳って 何日ぐらい預かってもらえますかぁ~」と私と旧友の口から 阿吽の呼吸で よし、じゃ 床張替えるぞ! と言う事で 私と旧友で数日後に実行する事に まずは、古い床をはがし 「古い床板」VS「古い友人」 床下を修繕 人間と同じです  見えない所が大切なのですね 水平器とにらめっこしながら 新しい床板を新しい床板です よし、では 畳屋さんへ連絡をし数日後に
畳が入り完成!

畳が入り完成!

無事に平らな畳の部屋が完成しました。   作業中に気がついた事ですが 幼い頃に、空き地に『秘密基地』をつくった記憶が・・・ なぜか『秘密基地』なのに つい仲間に話したくなる~ 家や学校で 嫌な事があったら『秘密基地』へ行き時を過ごすと 気持ちがすっきりとして再び日常にもどれる そうだ! お寺は『秘密基地』と同じ・・・ 心の和む空間を まさに今、皆さんの協力でつくっています。

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